海外におけるICチップ付きクレジットカードの重要性とは

ICチップ付きのクレジットカードは広がりを見せている

セキュリティ面が強力なクレジットカード

近年、ICチップが搭載されているクレジットカードが増えてきていて、セキュリティの観点からICチップ搭載型のクレジットカードを作成している人も増加傾向です。 まだまだ普及に関しては広がりを見せていないため、ICチップを搭載しないクレジットカードを持っている人もいますが、その場合は海外旅行の際に不安が集まります。

慣れない土地ではいきなり盗難等の事件に巻き込まれると、対応することが難しいです。 しかし、ICチップが搭載されているクレジットカードの場合は、情報量の多さからスキミングが非常に難しく、偽造されるリスクもかなり低くなっています。

もし盗難に遭ってしまってもしかるべき対応を行えば、無事に済む可能性が高まりますので、海外旅行を趣味にしている人は特にICチップのついたクレジットカードを持っておきたいものです。

ヨーロッパではICチップ付きのカードは必須クラス

実は、ヨーロッパの国の中にはICチップが搭載されていないクレジットカードでの決済を行ってくれない場合があります。

厳密にはお店によって詳細な対応が違うのですが、セキュリティに対する厳格化が進んでいるヨーロッパでは、ICチップがないクレジットカードは警戒の対象になるため、クレジットカード決済ができないとされてしまうケースが多いです。

海外旅行の場合はVISAやMaster Cardのような国際ブランドのクレジットカードを持ち込んで、簡単な決済を望んでいる人もいますが、その場合はICチップが取り付けていないと思わぬ事態に頭を悩ませてしまう可能性があります。

このような問題に直面しないように、ヨーロッパ旅行に行く際にはICチップを取り付けたクレジットカードを取り付けておきたいものです。 また、現在はヨーロッパにおいてこのような傾向がみられるものの、ICチップがこれから世界中で広がっていくと、同じような対応をするお店が増えてくるのもおかしくありません。

今は必須ではありませんが、今後の動き次第ではICチップを組み込んだカードを作成することが海外旅行の際の前提条件になるかもしれませんから、クレジットカード事情についても旅行前に調べておきましょう。

ICチップ付きのクレジットカード使ってみよう

ICチップ付きのクレジットカードに交換できる場合も

強固なセキュリティで使用者を守ってくれるICチップ付きのクレジットカード。 ICチップが搭載されていないクレジットカードを持っている人でも、チップ付きのクレジットカードに交換することができますので、セキュリティを徹底したいなら交換してみるといいです。

実際に交換できるかに関しては、カード会社に確認してみないとなりませんので、まずはICチップ付きのクレジットカードについて聞いてみることが先決です。 もちろん、ICチップ付きのクレジットカードがないクレジットカードも中には存在しますので、その点については注意しておかなければなりません。

新しくICチップ付きのクレジットカードを作成する場合は、ICチップが付いているクレジットカードの作成申請をするだけで大丈夫です。 ヨーロッパでは必須クラスになっているICチップ付きのクレジットカードですが、日本においても強いセキュリティで利用者を守ってくれますので、心強い存在であることは間違いありません。

頼りすぎず自分自身でセキュリティを見つめてみよう

ICチップ付きのクレジットカード確かにとても頼りがいのある存在ですが、だからといって頼りきりになるのも禁物です。

ICチップ付きのクレジットカードでは利用の際に暗証番号が必要になりますが、この暗証番号を分かりやすいものにしていると、盗難時等に利用される可能性が高まり、せっかくのセキュリティも台無しになってしまいます。 単純なことですが、暗証番号については分かりづらいものにして、細心の注意を払うことも大事になるのです。

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