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海外でのクレジットカード利用ではスキミングに気を付けて

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2018.07.03

海外でのクレジット利用で急増するスキミング被害

スキミングとは

クレジットカードやキャッシュカードの利用者のカード情報を、専用の機械や隠しカメラなどを使って、間接的に情報を抜き取る犯罪手口です。今回は「スキミング犯罪とはどういったものなのか」「スキミング犯罪の被害を避けるにはどうすべきなのか」についてお話します。

スキミング犯罪の手口とは

スキミング犯罪は、被害者がカードを利用しているその一瞬で行われます。例えば、お店でお買い物をしている時、街中のATMでお金を引き出そうとしている時など、日常でカードを使用する瞬間を犯罪者達は、陰で淡々と狙っているのです。具体的な注意すべき瞬間や、状況をお話していきます。

クレジットカードの利用時が狙われる

スキミング犯罪で代表的なのは、お買い物やクレジットカードのキャッシングをする際の瞬間を狙われるパターンです。現地のお店で買い物をした際なども注意が必要です。お店自体がスキミングの犯罪者と手を組んでおり、会計時にカード情報などを抜かれ知られてしまうといったケースもあります。

その他にも、現地のATMにてクレジットカードによるキャッシングサービスなどを使用する際も注意しましょう。ATMに設置されたスキミング装置から、犯罪者に間接的にカード情報を知られてしまうこともあります。

海外利用のキャッシュカードも対象になる

クレジットカードだけでなく、キャッシュカードでの被害も増えています。前述したように、スキミングの装置は、普段当たり前に使用する街中のATMにも設置されるケースがあります。

しかし、キャッシュカードには暗証番号があります。暗証番号が分からなければ、犯罪者は例えカードを複製できたとしてもそのカードを使用することはできません。

ですが、ここにも気をつけるポイントがあります。ATMの脇についているボックスや、ATMの下部に手元を映すための小型カメラが仕込まれている可能性があるからです。利用する際は気にかけるようにしましょう。

海外の進化する現代のスキミング技術

これまでお話したように、スキミング装置の技術は日常に上手く溶けこめるようになっています。小さく巧みになっていることで、ATM自体に直接取り付けてあるにも関わらず違和感がないものもあります。カードリーダーの挿入口にかぶさるように取りつけてあるものもあれば、小型カメラで手元の暗証番号の隠し撮りしているものもあります。

これらを知っているか知らないかだけでも被害にあう可能性を下げることができ、かつ被害に遭わないための対策も見えてきます。

海外でのカード利用でスキミング被害にあわないために

ATMを利用する場所を選ぶ

被害に遭わないためにはATMの利用場所を選ぶことが大切です。例えば

①銀行の中に設置されたATM
②駅前や観光地などに設置されたATM

①は人の出入りが常にあります。また警備体制も整っていることでしょう。監視カメラや警備員の目もあり開店から閉店まで管理されています。そのような環境下にある場所のATMでは、スキミングの装置を取りつけること難しいでしょう。そのため、安全性はとても高いといえます。スキミング被害に遭う可能性としては低いでしょう。

しかし、②は人の行き来が多いという点では①と同じですが、警備に関しては監視カメラがあるだけという場合もあります。時間帯によっては人も減り、ATMに細工がしやすい環境になる可能性は高いかもしれません。スキミング被害を未然に防ぐのであれば、どちらを利用すべきかは明白です。

カード自体はなくならいので被害に気づくのは時間がかかる

スキミング被害の特徴としてカード情報しか抜きとられていないために、その場で被害にあったことに気がつきにくい。スキミング被害に遭ったことに気づくのは後からという場合が多いです。そのため、被害に遭ったと気づくのは、実際にカードが使用されてしまった後日になることが多いです。

帰国をしたら暗証番号の変更をする

帰国後はその時に口座残高やカードの使用履歴に被害が見られなくても、今後犯罪者によって被害をうける場合があります。帰国後はカードの暗証番号などは変更しておくことをおすすめします。

海外クレジットカード利用でのスキミング被害まとめ

旅行先から帰国して被害に遭ってから気づくのではなく、事前にある程度知っておき、未然に回避できるようにしておくことも必要です。クレジットカードやATMを使用する際は注意しましょう。

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