海外クレジットカードは2つのレートと外貨手数料で比べる
海外旅行でのクレジットカードでのお買い物はその国の為替によって同じ100円でも違えば日本円に換算されて決済される際にそれぞれ差が出ます。その差はカード会社によって変わってきます。カードにはポイント還元率や保険などそれぞれに様々な違いがあるように海外でのお買い物に使うのならこのカードがお得!というものがあります。
今回はカードを選ぶ際に参考にしたい「3つのレート」と「外貨手数料」というものについてお話をし、なぜそのカードがおすすめなのかお伝えします。
基準レートとは
その日の為替相場をもとに決定されるレートです。このレートは各種国際カード会社それぞれで独自に設定しているものになります。そのため基準レートは各カード会社によって差がありここが主なクレジットカードを選ぶ基準となってきます。
例えば国際カードブランドがVISAであればVISAインターナショナルが独自の基準レートを定め、MastercardであればMastercardインターナショナルが定める基準レートとなります。為替相場というのは常に変化するものなのですがそれだと決済処理などの際に複雑になってしまうため各カード会社や銀行は取引用に基準レートを設けているのです。
外貨手数料
こちらはカード会社が独自に設けているものでクレジット決済時に掛かる利用手数料のことです。両替時に掛かる手数料と内容は同じです。それぞれの国際クレジットカード会社によって違い、例えば三井住友でのVISA、Mastercardに掛かる外貨手数料は1.63%です。
海外でのお買い物の際は日本国内での買い物と違い一括でのお買い物でも手数料がかかってきます。ですので海外でのクレジットカードを使用する際はこの外貨手数料も一つの基準となります。
換算レート
最後に比べる基準として重要なのがこの換算レートです。換算レートは前述した2つの「基準レート」と「外貨手数料」を掛け合わせた数字で知ることが出来ます。クレジットカードは発行元の会社(三井住友や楽天、イオン)があり、クレジットカードの国際ブランド(VISAやMastercard)の2つが合わさってできています。
そして基準レートは国際ブランドのものが適用され、外貨手数料は発行元の会社のものがそれぞれに適用されます。つまりこの2つの会社とブランドそれぞれの数字を比較して最も良いクレジットカードを見つけ海外へお買い物に行こうというわけです。
クレジットカード5大国際ブランドで一番お得なのはこれだ
クレジットカードの換算レートが最も良いのはMastercard
前述したことを踏まえたおすすめのクレジットカードは結論からお伝えするとMastercardになります。理由はもちろん「換算レートが最も良いから」です。もう少しだけ捕捉をすると外貨手数料の低いカード会社を選べば換算レートだけで言えば最も海外でのお買い物に適したクレジットカードを決めることが出来ます。
「だけで」というのはカード会社にはそれぞれ様々な特典や独自のポイント還元率やキャンペーン、入会費や年会費などの要素があるので一括りにこれが一番とは言えません。そこに関しては換算レートとあなたが魅力的だと感じる要素を組み合わせることで理想のクレジットカードが手に入るはずです。
その他おすすめのクレジットカードがこちら
Mastercard以外に換算レートでおすすめのものをいくつかご紹介すると続く2位はJCB、次がVISAとなります。どちらもMastercardの換算レートと比較すると0.1%以上の差があります。そのため余程こだわりが強くなければやはりMastercardが良いのではないでしょうか。Mastercardの中でそれぞれのカード会社を比較し選ぶのが良いのではないか思います。
海外ではクレジットカードを使ってお得に旅行を
海外でのお買い物の際はクレジットカードにまでこだわるとよりお買い物を楽しむことが出来ます。ポイントとしてまとめると2つです。各カード発行会社と国際ブランドの換算レートで決めること、各クレジットカードのサービスと合わせて総合的に自分に合ったものを選ぶこと。この2つをしっかり押さえれば大丈夫です。
また海外では何かあったときの為に2枚以上のクレジットカードを持っていくと良いです。またカードの裏面の緊急時のための電話番号等もメモを取っておくと安心です。
それでは、お気に入りのクレジットカードで海外でのお買い物を楽しんでください。
とりあえず詳細チェックしてみよう
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